銀の匙

中勘助の方です(^^;初めて読みましたよ。
てか読み始めた頃に本屋でコミックス見かけて何事かと思いましたが違った…。

こないだの阿刀田さんの本ですごく推しておられたので読んでみました。
一般教養がなく文学にも大変暗いので誰それ状態で(^^;
旦那に漱石門下生だと教えてもらうも、そもそも要求下地がわからない。

記憶のかたまりと身辺描写がきらきらしてるとか、いまさら私が言う事ではないかもしれませんが。読みやすかった。
むしろ読み進めるうちに「私」がどうなるのかひやひやしていました(^^;
「私」が結局いきてるのかしんでるのか闊達な好青年になったのかなってないのか。

ところどころ他人事とは思えない箇所があり身につまされますorz
現代で出会っていたら告白していたかもしれませんし同族憎悪だったかもしれません(笑
会った事のない方に興味がわかないのは性分で(なので歴史に無知)
とにかく超シャイボーイ列伝。

銀の匙 (岩波文庫) 先生と僕① (―夏目漱石を囲む人々―)

以下、もやっとメモを残していたところ。
折りたたみ。

前編
>三十九:自主的に伝えるほど発露できない感じで。
>四十:納得できないマジョリティ要求に従えない。
>四十三/四十九:お蕙ちゃん!

後編
>二/十:納得できない思想は多数少数関係なく容認できない。
>二十一/二十二:あねさま!

えー余談ですが。
大好きな方を後付けで漱石門下生と知ったのは谷中安規。
どっかの美術館に行った折の併設か常設かで見て好みだ!と。
そこからどう深めたらよいのかわからなくて放置してるので未だ理解がすすんでいません(^^;

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