こうの史代原画展を見に福知山市佐藤太清記念美術館へ行ってきました。
「ぼおるぺん古事記」と「平凡倶楽部」の原画を展示しています。19日(水)まで。
「平凡倶楽部」は変わった実験まんが?がめじろ押しです。
おもしろい作品たちを原画で見ることで、制作時の工夫なども知ることができてたのしい。
チラシの裏にまんがを描く話(古い女)はホントに紙の裏に描いていたり、桜の観察記録(記録の記録)は茶色の紙に写真を掲載していたり、夕顔観察まんが(花かぜの夜)には本物の葉を貼り付けていたりと「どのように表現しても自由だよねうん」と妙に腑に落ちました。
「ぼおるぺん古事記」は下書きをトレスしていて原稿は薄い紙なんだ〜とまずおどろき。
原画は抜粋しての展示ですが、全ページの欄外に作者が書き込みしたらしく…。
更に単行本3冊分の書き込み付き複製原画をファイリングして閲覧できる様になっており、これは大変な騒ぎです Σ(^^;
うう…このファイル欲しい(笑
※お客さんとゆずりあって読んだので全部読めてない。
アマゾンオンデマンドなどで注文できるようにしてくれないかしら…。
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以下折りたたみ。
そんなこんなでじっくり見ていたら2時間経過していました(^^;
気づけばお客さんがいなくなってる!(笑
駅周辺では合計5箇所で作品関連展示をしていたそうです。
知ったのが会期後半だったのと、台風やら大雨などでなかなか行けず、記念館のみの見学に。
旦那はぴっぴらさんの原画展が見られずたいへん残念がっておりました。
また開催するといいですね。
でも1箇所2時間かかったから全部まわれていても時間のやりくりが大変だったかもしれません(笑
それに反してお城の見学は大層早かったそうな(^^;
半分改修してましたし〜。
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一冊だけ選ぶなら「長い道」かな…こうの史代の描くアレな男子がいい(笑